〜狂言形式による〜

              作:林黒土
              潤色・演出:五十嵐美佐子

日時:  2017年4月9日(日) 10:15頃〜  
                     (約1時間10分の芝居です)

場所:  尾道市因島 明徳寺 本堂

           (所在地: 広島県尾道市因島三庄町1945)
              (Tel: 0845-22-0933)


入場:  無料





花はゆかしきおかめ殿

昔語りと人の云う

今は昔の物語

時代は常に変われども

変わらぬものぞ あるとこそ知れ・・・

変わらぬものぞ あるとこそ知れ・・・





美しき時代の、美しき物語

時代が変わってもなお、変わることのない

人の世のつらさや切なさ、喜び、面白さを

この芝居の中で沢山見つけてみてください。



因島でお会いしましょう!



キャスト
瀬戸内の「明徳寺」にてお届けする・・・
劇団テアトル広島 出張公演 in 因島

今は昔。稲手の長者の妻は、娘の夫占いをしてもらうため、一人娘こがねと下働きのおかめを連れて、評判の巫女の元に向かった。

占いには「ここを出て一番最初に会った男こそ運命の男」と出るが、帰り道で出会ったのは、行き倒れ寸前のひょっとこ面!?

長者の妻と娘こがねは、そんな男などまっぴらとばかりに、男をおかめに押し付けるが、心優しいおかめは、男を連れ帰り手厚く看病することに・・・。

いつしか心通わせるおかめとひょっとこ。いよいよ祝言となった矢先、男はおもむろにその素性を明かす。なんと、その正体とは・・・?美丈夫と名高い北の国の柴手の長者の嫡男 武麻呂だった!!

両親から結婚の許しを得るために、おかめをおいて旅立った武麻呂だが、約束の春を過ぎ、雪が降る頃になっても戻らない。
その上、おかめへの嫉妬に狂ったこがねは、おかめを苛め抜き、哀れおかめは恋煩いの身となり座敷牢へ・・・

それでもひたすら恋い焦がれつつ待ちわびるおかめに、長者母娘の魔の手が忍び寄る・・・

おかめの運命やいかに!!!



    ひょっとこ     ・・・・・     木村 知恵美

    巫女        ・・・・・   安井 静江

    コロス1     ・・・・    岡田 直子


    コロス2       ・・・・・    松岡 由里子




    稲手の長者の妻    ・・・・・     
瀬野 三枝子

    おかめ         ・・・・・  福田 恵

    柴手の武麻呂      ・・・・・     出口 ナオミ

    こがね            ・・・・・   和泉 絢子