1965年4月“RCCドラマグループ”として発足。
1988年11月中国放送より独立、"劇団テアトル広島"と改称。
多くの方に支えて頂き、おかげさまで2025年に、創立60周年を迎えます。

劇団員は、現在、13名。
これまでの60年間で、100名以上の演劇好きの仲間たちと芝居づくりを行ってきました。
公演では、劇団内外から沢山の方のサポートをいただきながら、全員の総力を結集して取り組んでいます。
ささやかではあっても 美しい演劇の華を この広島の地に咲かせたい
せめて・・・その芽なりとも育てたい
という創立者 岩崎徹の意志を継ぎ、その教えと精神を基に、戯曲の文学性・芸術性を大切にして
大人の鑑賞に堪え得る本物の「面白い芝居創り」を目指してきました。
この広島の地に根ざした活動を続けることを目標に研鑽を重ねています。
島根県出身。1941年文学座入団。郷里松江に復員後、恩師田中千禾夫氏を招いて演劇研究所を開設。1952年NHK広島放送劇団を経て、1957年
ラジオ中国放送劇団の指導者として招かれ、1965年RCCドラマグループを設立。1987年には演劇活動の業績により広島市文化功労賞受賞。
1996年12月没。 遺作集『私の芝居人生』
年1回の自主公演、1~2回の委託公演を行い、発足以来の公演回数は、2024年11月の公演で、
202回となります。
2020年2月には、コロナによる緊急事態宣言により、予定していた公演はやむなく公演直前に上演中止となりましたが、それ以外の公演はすべて、一度も上演中止することなく、行ってまいりました。
これからも、支えてくださる広島の皆様に「演劇という美しい華」をお届けできるよう、
全員で力を合わせ、邁進していきます。
これまでの上演作品
『わが町』『夜の来訪者』『泰山木の木の下で』『山脈』『女の声』『七本の色鉛筆』『絵姿女房』『夕鶴』『箒』『愛さずにはいられない』『広くてすてきな宇宙じゃないか』『ねずみとり』『ママの貯金』『思い出のブライトン・ビーチ』『恋歌が聞こえる』『ブラック・コメディ』『噂の二人』『ママはゴースト』『天才バカボンのパパなのだ』『楽屋』『ら抜きの殺意』『秋日狂乱』『パパ・アイ・ラブ・ユー』『萩家の三姉妹』『おかしな二人』』、『マンザナ、わが町』、『見果てぬ夢』、『ジュリエットたち』、『明日ハレルヤ』、『人生は楽しき集い』、『うわさ』、『殺人事件の起きるまで』、『喜劇 ファッションショー』、『終着駅は夢のはじまり』、『カノジョたちの事情』、『ママの貯金』、『おかめ』、『しんしゃく源氏物語』など・・・
主な活動実績
- 1969年より13年間広島県文化課の委嘱を受け、県民芸術祭公演を県下各地で行う。
- 1979年年より広島の舞台の活性化を願って広島の舞台人が集結して10年間行った広島実験劇場に参加。
- 1981年より22年間広島市の委嘱を受け、広島市こども文化科学館に於いて子供劇場公演(主にミュージカル、オリジナル作品多数)
- 1990年より10年間MUSICAL風HIROSHIMA民話劇にキャスト・スタッフとして参加。
- 1994年より7年間中国放送ラジオドラマ「エネルギア民話劇場」脚本・出演。
- 1996年8月広島市文化振興事業団の企画によるアマチュア劇団合同公演に参加。
- 2001年10月ねんりんピック広島「マルチメディアフェスティバルEあんばい家の人々」脚本・演出・出演。
- 2005年~2014年に、広島市南区民文化センターから委託を受けてこどもミュージカル公演。
- 2006年から10年間、東広島市中央公民館(生涯学習センター)から委託を受けてこどもミュージカルを毎年3月に上演。
- 2013年~ 広島市こども文化科学館(5-daysこども文化科学館)の委託を受けて、こども劇場公演。
- 2017年、尾道市因島 明徳寺 桜祭りにて「おかめ」上演。2019年黄金山小学校夏祭りにて「ふぐとひらめ」上演。
- “ピースチャイルド”“コーラスピープル”“発起塾”広島市成人祭アトラクションなど、脚本・演出多数。
- 広島市こども文化科学館プラネタリュウムの番組に声の出演。
- NHKFMシアター、中国放送、FM広島のラジオドラマにユニット出演。
- 各種TV-CMへの出演(CHANCE、オタフクソース)、声の出演(県民共済他)












岩崎 徹